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緑の名所100選

緑の名所100選、22年ぶり改訂へ 仙台市、令和版「杜の都」を発信

定禅寺通のケヤキ並木=仙台市青葉区
桜の名所で知られる榴岡公園仙台市宮城野区

 仙台市は新年度、市民が選ぶ「わがまち緑の名所100選」を22年ぶりに改訂する。緑あふれる街を目指す「百年の杜づくり事業」で2000年に決定した100選には、選定時と景色が変わっている場所もあり「令和版」に刷新。23年開催の花と緑の祭典「全国都市緑化フェア」で、改めて杜の都の魅力を発信する。

 市によると、5月ごろに市民から魅力的な緑の名所や隠れた緑のスポットを募集。ホームページ(HP)などで市民に投票してもらい、100選を決める。

 前回は市民から226カ所の推薦があり、約80人の市民選定員が各区ごとに集まって選んだが、今回は新型コロナウイルス感染防止を考慮した方法にする。

 新たな100選はガイドブックにまとめ、23年4月26日~6月18日の54日間、青葉区追廻地区などを主会場に開く都市緑化フェアで販売するほか、HPでは動画も取り入れて発信する。

 現在の100選は青葉区38カ所、宮城野区11カ所、若林区10カ所、太白区20カ所、泉区21カ所。定禅寺通ケヤキ並木(青葉区)や桜の名所で知られる榴岡公園宮城野区)のほか、屋敷林に囲まれた家屋が点在する「長喜城のいぐね」(若林区)などを紹介する。

 ただ、選定から四半世紀近く経過し、現状と合わない場所も出てきている。西公園(青葉区)は南側に数多くあった桜が伐採され、15年に地下鉄東西線大町西公園駅が開業し、景観やアクセス方法が変わった。

 市百年の杜推進課は「緑の名所100選の刷新で市民が誇る場所を新たに発掘し、広く発信していきたい」と話した。